もらった魚でグルメなダシ

もらった魚でグルメなダシ
もらった魚でグルメなダシ

もらった魚でグルメなダシ

私の地域では、「にぼし」だけでなく焼いたイワシをダシにすることが多いです。普通イワシを煮たものが「にぼし」ですが、煮ないで焼いて乾燥させたものを使います。焼いたものの場合、頭と内臓を取ってから焼きます。そして乾燥させるのでとても手間がかかります。しかし乾燥させているので味が凝縮されており、煮干しよりも美味しいのです。値段も、煮干しよりも高めになっています。みそ汁などを作るとき普段は煮干しを使いますが、焼いたものは高いのでなかなか使いません。他の地域ではあまり使われていないみたいですが、慣れ親しんだ味でとても美味しいです。ラーメンのダシに使われていることもあり、焼いたイワシのダシが効いていて一番大好きな味です。

私のお父さんの友達は漁師をやっています。たまに突然やってきて、沢山の魚やイカなどをプレゼントしてくれます。発泡スチロールの箱に何箱もくれることもあり、嬉しい悲鳴です。冷凍庫はそれほど余裕はないし、さばくのも大変なのでご近所に配ったりもしています。ある日お母さんが「この魚焼いて干せばいいんじゃない?」と言いました。折角貰ったし、ご近所に配るのも限界があるし、冷凍庫にも入りきりません。これは保存もきくし、イワシじゃないけれども意外といけるかもしれないと思いチャレンジしてみました。

色々な種類の魚がありましたが、まず頭と内臓をとって処理します。水で洗ったら、焼き魚のように焼いてしまいます。これだけでもなかなか大変ですが、焼いたら今度は串にさして干します。最初は大き目だった魚たちも、だんだん乾燥して水分が抜けてくると小さくなってきます。あんなに頑張ってさばいたのに小さくなって、なんだか勿体ないような気持ちになってきます。しかし、味は抜群でした。この味噌汁、いつもと味違うけどおいしいねというと「それ自家製の焼いた鯛のダシなの」と言われます。鯛のダシなんてなかなか飲めるものではないと思います。家で、しかもタダでこんなグルメが味わえるなんて面白いです。

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